五年の想いを抱えて
「北見晴葵です。よろしくお願いします」
自己紹介の声までよくてみんな前のめりだ。
「北見の席はー、あ、三浦の隣がいいな。北見、困ったことがあれば、三浦玲に聞けよ」
「え?私?」
「よろしくな」
北見くんが来たのは私の隣で美波の反対側の席だった。
「えー玲、羨ましいんだけど」
「まあまあ」
「よろしくね、三浦さん」
美波の反対から声をかけられて、美波のほうに傾けていた体を慌てて翻す。
自己紹介の声までよくてみんな前のめりだ。
「北見の席はー、あ、三浦の隣がいいな。北見、困ったことがあれば、三浦玲に聞けよ」
「え?私?」
「よろしくな」
北見くんが来たのは私の隣で美波の反対側の席だった。
「えー玲、羨ましいんだけど」
「まあまあ」
「よろしくね、三浦さん」
美波の反対から声をかけられて、美波のほうに傾けていた体を慌てて翻す。