恋に気づいたら

「なんだい、やることやってるじゃん」
「ちょっと!やめてよ!」

どうなってんのーと舞香から電話がきたから報告すれば、そんなことを言われて。

恥ずかしい…。

「でも良かったよ。優子さ、自分であんまり追わないタイプだったし。
友達だもん、心配するさ」

そんなことをサラッと言う舞香。

嬉しいし、泣いちゃうから。

「ありがとう…」

胸がいっぱいでなんとも返事が続かない。

「夕方からでしょ?勝負だよ」

「え?」

ふふふふふ、と電話越しに笑う舞香にゾッとしつつ、協力してもらうことにした。
< 32 / 47 >

この作品をシェア

pagetop