━小さな世界━
私は急いで赤いロングドレスに着替え

少し化粧を直しホールにでた。
すぐに向井さんのとこに
挨拶に向かった。

向井さんの隣にはゆかりがヘルプで付いていてくれた。
ゆかりは私が入店してすぐ後に入ってきた女の子で

今じゃ2人3脚で頑張っている。

ゆかりはアローズのNo.2嬢だ。


『向井さんこんばんは。』
私は向井さんの前の席に腰を下ろし挨拶した。

ゆかりが席を譲ろうとして腰を上げかけたが

私は手を上下に振りまだ座っていて。
と合図をした。

向井さんの横に座ってしまえば
しばらくは席を動けなくなるから

私はあえて前に座ったのだから。

『このボトルが開く頃に戻ってくるね。ニューボトルは2人で乾杯しようね。』

私は人差し指分位残っているブランデーを指指し
そう言って向井さんの席を離れた。

そう言っていれば必ず向井さんは1時間後位には
ブランデーを開けて
ニューボトルを卸してくれる。1時間で人差し指分位。

結構酔いが回り機嫌が良くなることはだいたい予想がつく。

そして、私は峰さんが待つ3番テーブルに移動した。


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