忘れられないよ君は―初恋だけでは終われない―
31.聴かせたい曲
翌日。
亜美はスマートフォンを見つめていた。
『亜美ちゃん、明日時間ある?』
昨日届いた、幸也からのメッセージ。
時間があるか聞かれただけ。
それなのに昨夜から何度も画面を開いてしまう。
断ろうと思った。
今までみたいに。
忙しいと言えばいい。
会わなければ何も聞かれない。
何も知られない。
でも。
「…………」
会いたい。
怖くても。
やっぱり会いたい。
亜美はしばらく迷ってから返信した。
『あります』
送った瞬間、胸が高鳴った。
すぐに既読がつく。
『じゃあ、今日部室来て』
「…………」
何度も通った場所なのに。
今日は少しだけ怖かった。
亜美はスマートフォンを見つめていた。
『亜美ちゃん、明日時間ある?』
昨日届いた、幸也からのメッセージ。
時間があるか聞かれただけ。
それなのに昨夜から何度も画面を開いてしまう。
断ろうと思った。
今までみたいに。
忙しいと言えばいい。
会わなければ何も聞かれない。
何も知られない。
でも。
「…………」
会いたい。
怖くても。
やっぱり会いたい。
亜美はしばらく迷ってから返信した。
『あります』
送った瞬間、胸が高鳴った。
すぐに既読がつく。
『じゃあ、今日部室来て』
「…………」
何度も通った場所なのに。
今日は少しだけ怖かった。