魅惑的だよ君は

「ごめんごめん笑 顔上げて?
んで、どう?マネージャー…」
下から私の顔を覗き込むように聞いてきた

ふーっと息を吐いて呼吸を整えてから
「マネージャーだったら私にもできるかも…」
と俯きながら答えた

「少しでも興味あるならさ、やってみない?」


ーマネージャー…
今まで部活動もやってこなかった私は
上手く仲間と仲良くなれるか不安で
いざマネージャーをやるとなると
少し覚悟のいることだった

「やっぱり不安…?
でも俺がいるから大丈夫だよ」
私の不安な気持ちに気がついてくれたのか
優しくそう声をかけてくれた

ー群司がいるならやってみようかな…
私は、群司の目をしっかり見てうんうんと頷いた


「よっしゃ‼︎」
郡司は小さく拳を握った
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