ふたりの道が重なるまで
まだ昨日のことが夢じゃないかと思うぐらい幸せな気分に浸りながら、いつもの日常に戻る私。
桜子になんて言われようと私の心は揺るがない。
小声で『よしっ!』と自分を奮い立たせ、教室のドアをあける。
講義始まるギリギリ前に教室に到着したのに、桜子の姿が見当たらない。
いつも桜子の周りにへばりついてる取り巻きたちは教室にいるが、桜子がいないと私には見向きもしない。
ほっと胸を撫で下ろす。
平和な日常が戻ってきたんだ。そう確信していたのに………