【完全版】俺様幼馴染の溺愛包囲網
「うわっ! こ、これ――」
亮平と、おそらく廣澤君と思われる男性との強烈なキスシーン!
「この角度、これ絶対舌入ってるよね」
もう吐くものもないだろうに、また吐きに行ってる理由がわかった。
これはキツいなぁ。でも女の人じゃなかったんだ……。
しばらくして亮平がトイレから出てきた。また歯を磨いてる。
「俺、アイツの友達やめる……」
「い、いやでも、ゲームでのおふざけでしょう? きっと盛り上げたかったんだよね?」
「そもそも、あの合コンに行く義理は全くなかった。クッソー! ミュータンス菌うつったらアイツの舌ちょんぎってやる!」
あーあ、怒り治らないみたいだな。
「とりあえず、水分補給しなさい。ね?」
そう言って水を飲ませる。やっぱり喉が乾いてたんだな。一気に500ml飲み干した。
「ちょっと横になったら? ご休憩って2時間らしいから、起こしてあげるよ」
世話焼きの私は亮平の体調が気になって仕方ない。弱っている人を放っておけない。
「熱はないよね?」
トラウマの元になる事件の時は高熱が出た。さすがにこんなに大人になって知恵熱もないと思うんだけど……。
亮平と、おそらく廣澤君と思われる男性との強烈なキスシーン!
「この角度、これ絶対舌入ってるよね」
もう吐くものもないだろうに、また吐きに行ってる理由がわかった。
これはキツいなぁ。でも女の人じゃなかったんだ……。
しばらくして亮平がトイレから出てきた。また歯を磨いてる。
「俺、アイツの友達やめる……」
「い、いやでも、ゲームでのおふざけでしょう? きっと盛り上げたかったんだよね?」
「そもそも、あの合コンに行く義理は全くなかった。クッソー! ミュータンス菌うつったらアイツの舌ちょんぎってやる!」
あーあ、怒り治らないみたいだな。
「とりあえず、水分補給しなさい。ね?」
そう言って水を飲ませる。やっぱり喉が乾いてたんだな。一気に500ml飲み干した。
「ちょっと横になったら? ご休憩って2時間らしいから、起こしてあげるよ」
世話焼きの私は亮平の体調が気になって仕方ない。弱っている人を放っておけない。
「熱はないよね?」
トラウマの元になる事件の時は高熱が出た。さすがにこんなに大人になって知恵熱もないと思うんだけど……。