白君にわがまま言っちゃだめですか。
そんなことより‼‼

「そんなのいいから。、、、俺は、、、」

「?」

「、、、早く末央を抱きしめたいんだよ。」

わざとストレートに言うと末央の顔が真っ赤になっていく。

「今日、俺しかいないし。、、、入って。」

言った俺も恥ずかしくて話題をそらした。

、、、赤く染まった顔を隠したくて、、、。

「そ、そっか、、、じゃ、じゃあ、、、お邪魔させてもらって、、、いい、、、、、、かな?」

上目使い。

、、、、本当に可愛いやつだな。

俺を煽っているのか?

いや。末央は天然だ。

そんなつもりは一ミリボッチもないんだろう。

、、、俺は必死で理性を稼働させているのにな。

「、、、ん」

また、素っ気なくなってしまった。
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