御曹司の俺には興味が無いだと?〜もう1人の俺を愛する秘書補佐
【船の中は危険がいっぱい~華】
フレアご夫妻と別れ、お母様が1人では寂しいから陸斗のお守りをすると、自分の部屋に連れて行き、私達2人はスイートルームに向かった。
「凄い・・・バルコニーも、プライベートジャグジーまで・・・」
「誰にも2人の時間を邪魔させないためにね。見えるのは空と海だけだ」

早速、2人はプライベートジャグジーでゆっくりとくつろいだ。
「幸せです。空斗さんとこんな時間が過ごせるなんて」
「俺もだよ」
バスタオルを巻いて、窓から外を見てると、空斗さんに後ろから抱きしめられた。

「自然の中に、俺達2人になった気分で我慢出来ない・・・このまま・・・抱いていい?」
「だ、ダメです。こんなところで」
「ここは誰にも見えないよ」
バスタオルを解かれ、首筋にキスされながら這う手に、思わず声が漏れた。
「体は正直だね、華。じゃあ、あっちで続きをしようか」

大きなベッドに向かい、私を弄ぶかのように、その続きをゆっくりと時間を掛けて、体を熱くする。
「華・・・俺を見て」
恥ずかしくて、手で目を隠すと、手をどけて押さえられた。
「恥ずかしがられると、余計に燃えるのに」
「だって・・・」
「ママになっても変わらないな。でも、こうしたらどうかな?」

深くゆっくりと突き動かす空斗さんは、反応する私を見て微笑んでいた。
「恥ずかしがっても、華は俺に乱されるよ。これからもずっとね」
いつもと違う雰囲気の中、空斗さんに愛されて、高揚感に満ちあふれた時間を過ごした。
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