幽霊だった君にもう一度恋をした。
「あ、あのさ双子くん達」
「あはは双子くん達て、僕の名前は朝陽だよ!」
「僕は夕陽だよ。」
「あ、朝陽くんと夕陽くんに聞きたいことがあるんだけど、えっと、陽翔が死んだ日、私陽翔と電話してたの。
それで弟たちに酷いことしたって焦ってたんだ。
それで、そのまま電話切れたから何も言えてないんじゃ無いかなと思って、、な、何かあったの?」
と、タジタジになりながら頑張って伝えると、
「え、、」
「えっと、、、、?」
「そんなこと無かったけど、、」
「それ、お姉ちゃんの夢じゃない?」
と見覚えのなさそうな2人の顔を見て私は混乱した、、
すると、、
「「だって、酷いことしたのは僕たちの方だから、、」」
と2人は声を合わせて言った。
さらに混乱した、、
何も無かったって、、
酷いことしたのは2人の方?、、
え?
でも、話では「おまえたちなんて生まれて来なければ良かった」って言ったんじゃ?
とまた隣を見ると陽翔はそっぽ向いて、こっちを見ようとしなかった。
それを見て私は騙されたことを確信した。
ここで問い詰めようかとも思ったが夕陽くんが話し始めたのでやめた。
「その日はるにぃの誕生日で特別に病院から外出許可が出て家に帰ってきてて、パパ達に内緒で3人でアイスを買いにすぐ近くのコンビニに行ったんだ。
その帰りに朝陽と喧嘩して僕が道路の方に転んじゃって、、、それでトラックに轢かれそうになった僕を庇ってはるにぃは死んだんだ、、。」
と夕陽くんは震える声で言った。
自分のせいだとでも言うように。
それを察したのか、朝陽くんは
「夕陽のせいじゃない。ごめん、喧嘩してごめん、。あの時転ばないように守ってれば、、、。」
と心配そうに言った。
2人は苦労したのだろうな、、。
陽翔が死んだのは自分達のせいだと責める。
もしかしたら、塞ぎ込んでしまっていたかもしれない。
もし、夕陽くんが死んじゃってた場合、朝陽くんは責任と罪悪感と双子の相方を無くすという孤独感その全てを受けることになる。
それは、もっと辛く悲しい。
自分の殻にこもってしまう原因なる、、私の兄のように、、、。