幽霊だった君にもう一度恋をした。


次の日から朝、少しの時間だけど屋上で練習することになった。


「いいじゃん!いいじゃん!さっきとは大違いだよ!」


神宮寺くんは踊るのも教えるのも上手だった。

神様はなんて不幸なんだろう。

私ももっとかっこよく踊れたらいいのに。

でも、下手だから神宮寺くんと練習できたって考えてたら、ちょっと良かったかも。


「、せ、、七瀬!聞いてる!?」


「ご、ごめん。」


「俺が特別に教えてるんだぞ!ちゃんと聞きなさい!」


「は、はい!」


なんてふざけてるけど、特別という言葉にこんなに反応してしまうのは、どうしてだろう。

陽翔のことを忘れた訳じゃない。
今でもふとした瞬間に思い出してしまう。

でも、今神宮寺くんといて幸せで一緒にいたい思う自分もいる。

どうしたらいいのだろう、、。

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