妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「あぁッん! や、ぁッ」

 秘裂をなぞられただけなのに、既に濡れていたそこからクチュッという水音が聞こえた恥ずかしさで顔が火照り、大きな声を上げてしまう。

「ここもほら、なぞっただけなのにこんなに濡れてるよ?」

 一旦指を離した百瀬くんは中指と人差し指に付いた私の愛液をわざと見せつけてくる。

「やっ、そんなの、見せないで……っ」

 私はそれから視線を逸らして思わず目を閉じる。

 お仕置と言っていたけど、こんなにも恥ずかしい行為ばかりされるなんて、正直もう耐えられない。

(私はただ、いつものように、優しく愛して欲しいのに……意地悪ばかりは、やだよ……)

 気付けば、恥ずかしさでいっぱいいっぱいになった私の瞳から涙が零れ落ちていた。

「亜夢……? ごめん、そんなにやだった?」
「……っ」

 悲しい訳じゃないし、泣く程の事ではないけど、溢れ出てくる涙を拭っても止まらない。

 そんな私を前にした百瀬くんは、

「――ごめん、ちょっと意地悪が過ぎたね。泣かないで?」

 少し困った表情を浮かべながらふわりと優しく私の身体を抱き締めてくれた。

「も、ももせ……くん?」
「ごめんね、亜夢。俺、調子に乗って少しやり過ぎた。もうしないから」

 百瀬くんは本当に反省しているようで、声のトーンから少し落ち込んでいるみたい。

「……ごめっ、嫌だったから泣いた訳じゃ、ないの……。ただ、恥ずかしい事ばかりで、どうしていいか、分からなくてなっちゃって……それで……ッ」

 意地悪ばかりは嫌だけど、全てが嫌だった訳じゃない。

 恥ずかしい事を強要されたけど、恥じらいながらもそれを受け入れて従ったのは私の意思だ。

 だから、百瀬くんのせいで泣いている訳じゃない、それだけは分かって欲しくて途切れ途切れに思いを伝えると、

「――なら良かった。亜夢、もう意地悪しないし、優しくするから、続き……してもいい?」

 私が拭い切れなかった涙を指で掬いながら遠慮がちに聞いてきた。
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