妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「お姉ちゃん、こっちこっち」
電話から約一時間程で待ち合わせ場所のカフェに着いた私は、先に店内で待っていた有紗と落ち合った。
ここへ来る時、万が一この場所に百瀬くんも居たら……なんて考えたりもしたけど、それが無くて安堵する。
席に着いてアイスコーヒーを注文すると程なくして運ばれてきたので、
「……それで、何なの? この前の話の続きって」
もう待ちきれなかった私の方から話を切り出した。
すると、有紗は口角を上げ、不敵な笑みを浮かべながら、
「私ね、不思議だったんだぁ、百瀬くんが全然私に靡かない事が」
そんな台詞を口にした。
正直、有紗はどうしてそこまで自分に自信が持てるのか、不思議でならない。彼女はきっと、世の男は全員自分の事を好きになるとでも思っているに違いない。
まあでも、そんな事はどうでもいい。有紗が勝手に言ってるだけなのだから。
それよりも、その先の話が、私は知りたいのだ。
「……そ、そうなの? それで、それがなんだって言うの?」
「だからね、どうして彼が私に靡かないのか不思議だったんだけど、その理由が分かったのよ」
「……理由?」
「そ。この前はまだ不確かだったから言わなかったけど、その後で調べてみたら分かったの」
そんなの、有紗の性格の悪さを見抜いているからに決まってるし、百瀬くんはそこまで馬鹿な男じゃないから引っかからない、そう思ってた。
だけど、
「そもそも私、百瀬くんに初めて会った時、ずっと、どこかで会った事あるような気がしてたんだよねぇ。けど、会った事あるとしたら、あんなイケメンでハイスペックな男の子を忘れるはずがないのにって。それで、あらゆる手を使って詳しく調べて分かったんだけど、彼が私に靡かないのは当然なのよ」
そこまで言った有紗は焦らすように一旦言葉を切ると、ミルクティーを一口飲みながら、ニヤリと笑みを浮かべ、
「私と百瀬くんはね――過去に付き合った事があったんだもん」
耳を疑うよな言葉を言い放ったのだ。
そんな有紗のその言葉に、私の視界は一瞬真っ暗になり、「有紗と百瀬くんが、過去に、付き合ってた?」という言葉が脳内再生されると、私の中の何かが全てが崩れ落ちていく音が聞こえていた。
電話から約一時間程で待ち合わせ場所のカフェに着いた私は、先に店内で待っていた有紗と落ち合った。
ここへ来る時、万が一この場所に百瀬くんも居たら……なんて考えたりもしたけど、それが無くて安堵する。
席に着いてアイスコーヒーを注文すると程なくして運ばれてきたので、
「……それで、何なの? この前の話の続きって」
もう待ちきれなかった私の方から話を切り出した。
すると、有紗は口角を上げ、不敵な笑みを浮かべながら、
「私ね、不思議だったんだぁ、百瀬くんが全然私に靡かない事が」
そんな台詞を口にした。
正直、有紗はどうしてそこまで自分に自信が持てるのか、不思議でならない。彼女はきっと、世の男は全員自分の事を好きになるとでも思っているに違いない。
まあでも、そんな事はどうでもいい。有紗が勝手に言ってるだけなのだから。
それよりも、その先の話が、私は知りたいのだ。
「……そ、そうなの? それで、それがなんだって言うの?」
「だからね、どうして彼が私に靡かないのか不思議だったんだけど、その理由が分かったのよ」
「……理由?」
「そ。この前はまだ不確かだったから言わなかったけど、その後で調べてみたら分かったの」
そんなの、有紗の性格の悪さを見抜いているからに決まってるし、百瀬くんはそこまで馬鹿な男じゃないから引っかからない、そう思ってた。
だけど、
「そもそも私、百瀬くんに初めて会った時、ずっと、どこかで会った事あるような気がしてたんだよねぇ。けど、会った事あるとしたら、あんなイケメンでハイスペックな男の子を忘れるはずがないのにって。それで、あらゆる手を使って詳しく調べて分かったんだけど、彼が私に靡かないのは当然なのよ」
そこまで言った有紗は焦らすように一旦言葉を切ると、ミルクティーを一口飲みながら、ニヤリと笑みを浮かべ、
「私と百瀬くんはね――過去に付き合った事があったんだもん」
耳を疑うよな言葉を言い放ったのだ。
そんな有紗のその言葉に、私の視界は一瞬真っ暗になり、「有紗と百瀬くんが、過去に、付き合ってた?」という言葉が脳内再生されると、私の中の何かが全てが崩れ落ちていく音が聞こえていた。