妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「……仮に、何かあるとしても、そんな事を有紗に言われる筋合いは無いわ。お願いだから、もう私には関わらないで!」
感情に任せて怒鳴りたい思いを我慢しながら声を荒らげる事なく有紗に言い放つも、彼女には何を言っても通じないようで、
「別に、お姉ちゃんの事なんてどうでもいいけど、私、百瀬くんを振った事、後悔してるの。彼がお姉ちゃんに嘘をついてる理由も気になるし、もしかしたら彼も私と同じ気持ちかもしれないじゃない? だから、私は私で勝手にやらせてもらうわ」
そう言いながら席を立つと、振り返る事無く店を出て行った。
「……はあ……。本当、有紗に関わるとろくな事がないわ……」
残された私は暫く店に留まり、日が暮れる頃に帰路についた。
私よりも先に帰っていた百瀬くんは、私が帰って来た事に気付くと彼から電話がかかってくる。
「亜夢、俺、夕飯作るから一緒に食べようよ。それと食後にケーキもあるんだ」
どうやら夕食のお誘いらしく、あまりお腹も空いてないし、正直食事をする気分にはなれないのだけど、有紗に聞いた話を彼に聞いてみたいと思った私は、
「うん、それじゃあ着替えたらお邪魔するね」
誘いを受ける事にしてひとまず部屋着に着替えてから百瀬くんの部屋を訪れた。
合鍵で部屋に入ると、既に料理に取り掛かっていた百瀬くんはキッチンから笑顔で迎えてくれる。
彼の笑顔は大好きなのに、有紗から聞いた話が頭から離れず、いつものように返せない。
そんな私の変化にいち早く気付いた彼は手を止めると、傍までやって来て『どうしたの?』と尋ねてくる。
夕食を食べてからと思っていたけど、このままでは居られなかった私は、
「……あのね、私、百瀬くんに聞きたい事があるの」
俯き加減だった顔を上げて彼と目を合わせると、真剣な表情を向けてそう話を切り出した。
感情に任せて怒鳴りたい思いを我慢しながら声を荒らげる事なく有紗に言い放つも、彼女には何を言っても通じないようで、
「別に、お姉ちゃんの事なんてどうでもいいけど、私、百瀬くんを振った事、後悔してるの。彼がお姉ちゃんに嘘をついてる理由も気になるし、もしかしたら彼も私と同じ気持ちかもしれないじゃない? だから、私は私で勝手にやらせてもらうわ」
そう言いながら席を立つと、振り返る事無く店を出て行った。
「……はあ……。本当、有紗に関わるとろくな事がないわ……」
残された私は暫く店に留まり、日が暮れる頃に帰路についた。
私よりも先に帰っていた百瀬くんは、私が帰って来た事に気付くと彼から電話がかかってくる。
「亜夢、俺、夕飯作るから一緒に食べようよ。それと食後にケーキもあるんだ」
どうやら夕食のお誘いらしく、あまりお腹も空いてないし、正直食事をする気分にはなれないのだけど、有紗に聞いた話を彼に聞いてみたいと思った私は、
「うん、それじゃあ着替えたらお邪魔するね」
誘いを受ける事にしてひとまず部屋着に着替えてから百瀬くんの部屋を訪れた。
合鍵で部屋に入ると、既に料理に取り掛かっていた百瀬くんはキッチンから笑顔で迎えてくれる。
彼の笑顔は大好きなのに、有紗から聞いた話が頭から離れず、いつものように返せない。
そんな私の変化にいち早く気付いた彼は手を止めると、傍までやって来て『どうしたの?』と尋ねてくる。
夕食を食べてからと思っていたけど、このままでは居られなかった私は、
「……あのね、私、百瀬くんに聞きたい事があるの」
俯き加減だった顔を上げて彼と目を合わせると、真剣な表情を向けてそう話を切り出した。