妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「……で、でも……」
「ネカフェだってタダじゃ無いし、あんな所じゃ休まらないでしょ? 俺の部屋なら金も掛からないし、ゆっくり休めると思うけど?」
「そ、そうかもしれないけど……」
彼の言う事は正しいし、泊めて貰えるのは有難いけど……やっぱり、少し抵抗がある。
そんな不安が伝わったのか百瀬くんは、
「警戒しないで? 俺、部屋に連れ込んで無理矢理どうにかしようなんて気持ちはこれっぽっちも無い。神に誓うよ。ただ、困ってる亜夢さんの力になりたい、それだけなんだ」
必死に訴え掛けてくる。
そうまで言われてしまうと、これ以上は断りにくい。
「……分かった、それじゃあ今夜一晩、よろしくお願いします」
結局私は彼の家に泊めて貰う事を選んだのだけど、この選択が私の運命を大きく変える事になるなんて、この時はそんな事思いもしなかった。
店を出た私たちは駅前でタクシーを拾い、十分程行った先の住宅街の一角にあるマンションの前に辿り着く。
半分出すという私の申し出を断って会計を済ませてタクシーを降り、エントランスからエレベーターに乗って最上階の六階へと上がり、一番奥の部屋の前で足を止めた。
「さ、どうぞ」
「お邪魔します……」
百瀬くんに促されるまま部屋へ入った私はとにかく緊張していた。
それはまるで初めて彼氏の部屋へ上がった時のような感覚だった。
部屋の間取りは1LDKで、広めのリビングダイニングは黒を基調としたコーディネートで高級感溢れていた。
(うわ、何だか凄くお洒落な部屋……)
しかも、部屋はとても綺麗でまるでモデルルームのよう。
「その辺、適当に座ってて」
「あ、う、うん!」
返事をしたものの身の置き場に困った私はとりあえずソファーに腰を下ろす。
「亜夢さん、何飲む? って言っても……大したモノないんだけど……緑茶かミネラルウォーターか、あと、お酒なら色々あるけど?」
「お酒って、さっきまで飲んでたのに?」
「亜夢さん結構強いよね? まだ足りないんじゃない?」
「まあ、飲めなくはないけど……」
「実は俺も、もう少し飲みたいって思ってたんだよね。って事で、もう一度飲み直そうか! あ、その前にシャワーでも浴びる? さっぱりしてから飲んだ方が美味いでしょ。何なら浴槽にお湯張るけど?」
「あ、えっと、シャワーで大丈夫。百瀬くんから入って? 私は次でいいから」
「そお? じゃ、俺から先に入ってくるね」
何だか成り行きでもう一度飲み直す事になった私たち。
その前にシャワーを浴びてしまおうという事で、百瀬くんが先に浴室へと向かって行くのを、私は座ったままで見送った。
「ネカフェだってタダじゃ無いし、あんな所じゃ休まらないでしょ? 俺の部屋なら金も掛からないし、ゆっくり休めると思うけど?」
「そ、そうかもしれないけど……」
彼の言う事は正しいし、泊めて貰えるのは有難いけど……やっぱり、少し抵抗がある。
そんな不安が伝わったのか百瀬くんは、
「警戒しないで? 俺、部屋に連れ込んで無理矢理どうにかしようなんて気持ちはこれっぽっちも無い。神に誓うよ。ただ、困ってる亜夢さんの力になりたい、それだけなんだ」
必死に訴え掛けてくる。
そうまで言われてしまうと、これ以上は断りにくい。
「……分かった、それじゃあ今夜一晩、よろしくお願いします」
結局私は彼の家に泊めて貰う事を選んだのだけど、この選択が私の運命を大きく変える事になるなんて、この時はそんな事思いもしなかった。
店を出た私たちは駅前でタクシーを拾い、十分程行った先の住宅街の一角にあるマンションの前に辿り着く。
半分出すという私の申し出を断って会計を済ませてタクシーを降り、エントランスからエレベーターに乗って最上階の六階へと上がり、一番奥の部屋の前で足を止めた。
「さ、どうぞ」
「お邪魔します……」
百瀬くんに促されるまま部屋へ入った私はとにかく緊張していた。
それはまるで初めて彼氏の部屋へ上がった時のような感覚だった。
部屋の間取りは1LDKで、広めのリビングダイニングは黒を基調としたコーディネートで高級感溢れていた。
(うわ、何だか凄くお洒落な部屋……)
しかも、部屋はとても綺麗でまるでモデルルームのよう。
「その辺、適当に座ってて」
「あ、う、うん!」
返事をしたものの身の置き場に困った私はとりあえずソファーに腰を下ろす。
「亜夢さん、何飲む? って言っても……大したモノないんだけど……緑茶かミネラルウォーターか、あと、お酒なら色々あるけど?」
「お酒って、さっきまで飲んでたのに?」
「亜夢さん結構強いよね? まだ足りないんじゃない?」
「まあ、飲めなくはないけど……」
「実は俺も、もう少し飲みたいって思ってたんだよね。って事で、もう一度飲み直そうか! あ、その前にシャワーでも浴びる? さっぱりしてから飲んだ方が美味いでしょ。何なら浴槽にお湯張るけど?」
「あ、えっと、シャワーで大丈夫。百瀬くんから入って? 私は次でいいから」
「そお? じゃ、俺から先に入ってくるね」
何だか成り行きでもう一度飲み直す事になった私たち。
その前にシャワーを浴びてしまおうという事で、百瀬くんが先に浴室へと向かって行くのを、私は座ったままで見送った。