身代わりお見合い婚〜社長に溺愛される365日〜
「いや、お酒好きって言っていたし!」
慌てて否定するも、祐樹は苦笑い顔を崩さない。
「未成年なことを隠してお酒飲んで、問題になっていた芸能人とかいただろ」
「いや、いや、でもっ……」
否定するも完全に否定するだけの根拠がない。
「だってその子、処女だったんだろ?」
返す言葉がなくて青ざめた。
その子に会う手段がなくてどうしようと思っていたが、新たな疑惑が浮上した。しかもとびきりヤバい系だ。
「診察したかんじが、未成年っぽかったのか?」
「医者だからって年齢までは当てられないよ。最近の子は発育が進んでいる子も多いし。なによりその子、寝てたからな」
オロオロしながら隣で診察を見守っていた俺に、『なにこの子、爆睡してるんだけど』って呆れながら言った祐樹の言葉を思い出す。
祐樹は立ち上がり、そっと俺の側に寄ると、励ますように肩をポンと叩いた。
「世の中には、知らない方がいいことってあると思うぞ」
慌てて否定するも、祐樹は苦笑い顔を崩さない。
「未成年なことを隠してお酒飲んで、問題になっていた芸能人とかいただろ」
「いや、いや、でもっ……」
否定するも完全に否定するだけの根拠がない。
「だってその子、処女だったんだろ?」
返す言葉がなくて青ざめた。
その子に会う手段がなくてどうしようと思っていたが、新たな疑惑が浮上した。しかもとびきりヤバい系だ。
「診察したかんじが、未成年っぽかったのか?」
「医者だからって年齢までは当てられないよ。最近の子は発育が進んでいる子も多いし。なによりその子、寝てたからな」
オロオロしながら隣で診察を見守っていた俺に、『なにこの子、爆睡してるんだけど』って呆れながら言った祐樹の言葉を思い出す。
祐樹は立ち上がり、そっと俺の側に寄ると、励ますように肩をポンと叩いた。
「世の中には、知らない方がいいことってあると思うぞ」