私は誰にも恋しない

先生の過去と神山君の秘密

雑用係頼まれてから1ヶ月が経った。

あの日から先生は事あるごとに私を呼び出す。

先生から頼まれる雑用といえば…
処置の補助や整理整頓…
そしてなぜか肩揉みなど…

「おーい、鈴木!」
(ほらきた…また雑用…今度は何の雑用させられるんだろう)

「担任の先生に今度の修学旅行の事で話があったんだが…いないならこれ渡しといて」

そう言って修学旅行のしおりを渡される。

「…そんなの自分で渡したらいいのに」

小声で言った私の頭を撫でて先生が笑って言った。

「じゃあ、頼んだぞ」

そんな私達のやりとりを複数の生徒が見ていた。

中でも視線が気になったのが…

先生の弟の神山君だ。
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