ほどほどに愛しなさい
今夜は、いつも仕事で演奏しているレストランで食べてきたのだが、今になって小腹が空いてしまった。
備蓄用の棚を覗くと、そろそろ消費期限の近いインスタントラーメンがある。
食べたいけれど、時間も時間だから、どうしよう…?
そう思っていたら、ちーちゃんがバスルームから戻ってきた。
「あ、僕もラーメン食べたいな」
「飲み会でいろいろ食べてきたんじゃないの?」
「うん。でも、夜中のラーメンは別腹だよ」
まだ20代であることを言い訳に、二人してラーメンの誘惑に負けた。
結婚5年目になるが、今でも時々不思議な気持ちになる。
こうして同じ部屋で暮らし、真夜中にインスタントラーメンを食べているなんて、もう二人の愛は完全に日常と化していることが不思議で、つい夫をぼんやり見つめていた。
「どうした?」
備蓄用の棚を覗くと、そろそろ消費期限の近いインスタントラーメンがある。
食べたいけれど、時間も時間だから、どうしよう…?
そう思っていたら、ちーちゃんがバスルームから戻ってきた。
「あ、僕もラーメン食べたいな」
「飲み会でいろいろ食べてきたんじゃないの?」
「うん。でも、夜中のラーメンは別腹だよ」
まだ20代であることを言い訳に、二人してラーメンの誘惑に負けた。
結婚5年目になるが、今でも時々不思議な気持ちになる。
こうして同じ部屋で暮らし、真夜中にインスタントラーメンを食べているなんて、もう二人の愛は完全に日常と化していることが不思議で、つい夫をぼんやり見つめていた。
「どうした?」