辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~
 洗濯も掃除もこの身体では無理だろうけれど、ここの食事事情を向上させることを手伝うぐらいはできるだろう。

(……いつか)

 もっと身体が大きくなったら、自分でもいろいろとできることも増えてくるのだろうけれど。

 今は、この人達の厚意に甘えるのが一番いいように思えた。

 こうして、正式に厨房に入ることが認められたのである。
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