love or die~死亡フラグ回避は恋愛ありえない幼なじみと×××せよ!~
 その後「海外赴任の話は嘘。美玖が寂しがったら、プロポーズするつもりだった」と言われる。
 罠にはめられたように思って、婚姻届出していない段階で少し離婚を考えた。

 ただ甲斐は自分の両親にサッサと連絡を入れる。
 更にうちの家にも兄貴や陵右を通して、両親に連絡を入れてしまうのだ。

「美玖と結婚しまーす、挨拶行きまーす」と言って。
 仕事が早すぎた。

 多忙な甲斐の両親はそれぞれバラバラに会いに来てくれて、お父さんからは、
「美玖ちゃんには、かなり感謝している」と言われる。

「甲斐が明るくなったのは、美玖ちゃんがいたから」とお母さんには言われるけれど、何のことだか分からない。
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