メンヘラちゃんのお世話係。

Black .02

どうしても情緒不安定。

「、、、美麗、帰ろっか」

まだ1時間目なのに瀬良君はそう言った。

「、、、なんで?迷惑、、、?」

「、、、違う。このままだとリスカとかしそうだし。帰るよ」

そう言って急に〝先生〟なことを言い始める瀬良君。

時々「先生」って呼ぶことがあるのは一応自分でも瀬良君が先生ってことを意識しているからなんだろうな、、、。

、、、でも、、、だからみんなが瀬良君を見ているから、、、余計に怖いの、、、、。

他の女の子を好きになっちゃうなんて、、、、。

その騒動に襲われると、どんどん病んでいくのが自分でもわかる。

幸い、瀬良君は私の荷物を教室に撮りに行っているので、保健室にはいない。

もう、限界だった、、、不安ではち切れそうだった、、、、。
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