シテくれないわたしの彼氏~モンスターバトル~
わたしの大好きな彼氏
しゅるしゅるとペンを滑らせる音が好きだ。コメントを書き込んだり、採点をしたり、彼が何かを書いているのを見ているのが好きだった。
家庭教師のバイトをしている彼は、自宅でこうして持ち帰った仕事をしていることが多い。タブレットやパソコン上で生徒の学習の進行をチェックすることも多いけど、個人的には手を使って何かを書いている姿を見るのが好きだ。
だから、私は学校のワークの採点をお願いしてみることも多い。しゅるしゅるとイイ感じの音が聞こえる時間はすぐに終わってしまって、「はい、直しあったよ」と言われてしまうので、少ししょぼんとしてしまう。
でも、彼のおかげで成績が良くなっているのはたしかだった。
成績が良くなったとしても、私の場合はすでに就職先が決まっているので、あまり関係はない。パパの会社に就職することになっている。
でも、成績が上がればパパやママは喜ぶだろうとは思った。
パパもママも私の付き合っている相手を高評価しているし、おおむね順調だ。
私の唯一の不満は、彼の作業が終わって届いているご飯を一緒に食べて、何だかいい感じになったとしても、恐らく何も起こらないってことだ。
家庭教師のバイトをしている彼は、自宅でこうして持ち帰った仕事をしていることが多い。タブレットやパソコン上で生徒の学習の進行をチェックすることも多いけど、個人的には手を使って何かを書いている姿を見るのが好きだ。
だから、私は学校のワークの採点をお願いしてみることも多い。しゅるしゅるとイイ感じの音が聞こえる時間はすぐに終わってしまって、「はい、直しあったよ」と言われてしまうので、少ししょぼんとしてしまう。
でも、彼のおかげで成績が良くなっているのはたしかだった。
成績が良くなったとしても、私の場合はすでに就職先が決まっているので、あまり関係はない。パパの会社に就職することになっている。
でも、成績が上がればパパやママは喜ぶだろうとは思った。
パパもママも私の付き合っている相手を高評価しているし、おおむね順調だ。
私の唯一の不満は、彼の作業が終わって届いているご飯を一緒に食べて、何だかいい感じになったとしても、恐らく何も起こらないってことだ。
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