私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編







「わぁ!
 可愛い〜」



「凄い………」







「綺麗…!」






「雄斗あっち行こ!」



ショッピングモールには興味ある物がたくさんあった


雄斗の手を引いて色んな店を見ていた

「雄斗!
 これ可愛くない!?」

「ん、可愛いな」

「だよね!
 あっ、あっちにも可愛いのある!!」

「あっ、おい!
 待てよ」

そんな感じで気付けば移動が小走りになっていた


「………………ゲホッゲホッ」

……なんか息苦しい………


「…ゲホッゲホッ…ゲホッ……」

「香音?
 大丈夫か?」

「……ゲホッゲホッ………ごめ……ゲホッゲホッゲホッ………」

さっきまで元気に動き回っていたのに座り込んでしまった

どうして………苦しいんだろう…………



それに………最近少し息苦しかった…………



なんで雄斗といる時にも…………


「ゲホッゲホッゲホッゲホッ………」

「大丈夫だよー
 ちょっとはしゃぎ過ぎちゃったな
 少し落ち着くまで休もうな」

そう言いながら背中をさすってくれた

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