相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
真皇の足の間に座り、後ろから抱き締められている姫華。

後ろから回ってきている真皇の手を取る。
「マオさんの手、大きいですね!
ほら!私の手、完全に覆ってしまう」

「ほんとですね(笑)」
手を重ねて見せる姫華に、微笑み指を絡めた。
そして絡めた指で、姫華の手を弄ぶように触りだす。

「……/////
ん…マオさ…/////」

「んー?どうしました?(笑)」

「なんかこれ…/////」

「フフ…ドキドキするでしょ?」

「だ…だめ…これ/////」

「……/////」
(な、なんだ、この…エロい声/////)

「やめ…くださ……/////」

「……/////」
(可愛すぎだろ/////)
真皇は、姫華のうなじに吸い付いた。

「んん…っ…!!」
うなじに、薄くキスマークがつく。

「……/////」
(綺麗だ…もっと、もっとつけてぇ…/////)

「可愛い…ヒメさん…/////」
姫華と手を繋いでいない方の手が、姫華のブラウスの裾から中に入っていく。

「だめ…/////ま、マオさん!!!」

「…っえ!?」
振り返り、睨み付けてきた姫華。
真皇は目を見開いた。

「もう!意地悪しないでください!!」

「ごめんなさい…
怒らないでください、ヒメさん」

「そんなマオさんには、お仕置きです!」
真皇から離れた姫華。

「え!!?
ちょっ…ヒメさん!!!」

「一人で、一階のお土産屋さんに行ってきます。
マオさんは、お留守です!」

「え……そ、そんな…」

「15分だけ、離ればなれです!
反省してください!!」
姫華はショルダーバッグを取り、部屋を出ていってしまった。

「………」
取り残された真皇。
放心状態で、ボーッとしていた。


一方の姫華。

「もう!
………//////」
パタパタ顔を扇ぎながらエレベーターに乗り込み、一階に降りた。

受付横にある、売店。
色んな商品を見回る。

「あ!あの、焼酎…」
真皇の好きな焼酎を見つける。
取って、抱えた。

他も何かないかと見回っていると……

「姫華ちゃんだー!」
風谷がいた。

「あ、風谷さん!」
「ん?それ、姫華ちゃんが飲むの?
大事そうに抱っこしちゃってさ(笑)」

姫華の手にある、焼酎の瓶を指差した。
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