相思相愛・夫婦の日常~マオさん♡ヒメさん編~
真皇と姫華
後日。

真皇と姫華は、安子の墓の前にいた━━━━━━

手を合わせ、姫華は安子に声をかける。
「安子、こちら…旦那さんのマオさんだよ!
素敵な人でしょ?」

「初めまして、碇部 真皇です」
真皇も手を合わせ、挨拶をした。

「安子。
安子に恥じないように、誠実に生きてくからね!
ちゃんと見ててね!」

指を絡めて手を繋ぎ、ゆっくり墓地を後にする。


「風谷さんとも、今度食事しましょうね!」
「それ、しなきゃダメですか?」

「ダメです!」
「はぁ…嫌です……」

「どうしてですか?」

「嫉妬するからです」

「嫉妬…ですか?」

「ヒメさんは可愛いから!」

「マオさんはカッコいいです!」

「いえいえ、ヒメさんの方がカッコいいです」

「いやいや、マオさんですよ」

「だから、ヒメさんですって!」

「だから!マオさんです!」

「………」

「………」

「フッ…」

「フフ…」

「俺達、なんか変ですね!(笑)」

「フフ…ですね(笑)」

「「………変態夫婦だ!!」」

「フッ…」
「フフ…」
綺麗にハモって、二人は顔を見合わせて笑った。




いつもの朝。

なかなか起きない姫華を、真皇が深いキスで起こす。
「…………ん…んん…」

「ん…あ、やっと起きた!
おはようございます!」

「……/////おはよう…ございます…/////」

「今日もヒメさんは、安定の可愛さですね!」

「からかってますね?(笑)」

「フフ…だって、可愛いんですもん!」

朝食を仲良くとり、名残惜しく別れて姫華は仕事に向かう。

真皇は家事をこなし、姫華もバリバリ仕事をこなす。

姫華が帰ってからは、二人のラブラブの時間。
真皇の作った料理を食べさせ合って、微笑み合って、幸せな時間を過ごすのだ。




「ヒメさん、大好きです!」

「私も、マオさんが大好きです!」



見た目は怖いけど、とても優しくカッコいい真皇。

見た目は可愛らしいけど、とても強くカッコいい姫華。



そんな相思相愛・夫婦の物語。













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