こんなLOVEありかも★
分かっているよ。



そんな事。



宗が愛してるのはお姉ちゃんなんだから。



「お姉ちゃん私は今遠矢の彼女だから。


宗にはもうさよならした。

もう宗って呼ばないし、宗先輩とお姉ちゃんの幸せ願っているよ。


だからお姉ちゃん何も心配しなくて、いいからね。」


お姉ちゃんがいきなり私を睨む。



「私は桃のそう言うとこが嫌いなんだ。」



お姉ちゃんがそう言って私を突き飛ばした。



私はバランスを崩して階段から倒れそうになる。



『桃! 』そう言って私を抱き止めたのは宗だった。


『唯花頼むから、もうこれ以上桃に手を出すのは止めてくれ。


俺はおまえとの約束を守っただろう。


なのになんでこんな事するんだ。』



「だって桃が憎らしいから、桃の存在が許せない。


桃がいなければ、父さんは私を選んでくれたはず。


桃さえいなくなれば私・・。」



その後のお姉ちゃんの言葉は聞こえなかった。



私はどうやら意識を失ったようだ。






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