守るから、
「翔くん。起きて。」

「ぅう、あっ。ごめん、寝てた。」

「うぅん。つまんなかった?」

「歩夢が寝てたから。俺も気持ち良くなったから。」

「えっ。寝顔見たの?」

「うん。可愛いかった。」

歩夢は顔を赤くして本を返しに行った。

怒った?

「もう、帰りますか?」

はぁ、怒ってなかった。
良かった。

「うん。そろそろ帰ろうか。送るよ。」


俺たちは図書館出た。


歩夢を送っていく途中、
公園によった。

「何か飲む?」

「うん。」

「待ってて。」


走って自販機にむかう俺。
あいつ何のむ?
適当にレモンティーとミルクティーをかって歩夢のところへむかった。


「ミルクティーとレモンティーどっちのむ?」

「レモンティー」

俺はこうして2人でいることがとてもいとおしく思えた。

ずっと2人でいたい。

「あのさ、俺、歩夢のこと大好きだから。」

歩夢は少し驚いていた。
お前は?

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