なんでそんなに?思ってくれるの?

お互いを知る

結局、四人でご飯に行くことになった。
そのことを報告すると…

「うん、全然いーよ。何ならご飯うちにしよう」

「え?南の家で集まるってこと?悪いよ、お礼したいのこっちなのに」

「葵、だって考えてみて。晴と松崎さんと同じ店入って落ち着ける?私もいるけど。他のお客さんとかの目とか気になるでしょ。葵、そういうの敏感だし」

「うっ…痛いとこつかれた。確かにそれはそうだけど…あっ!じゃあ、男の人は後から合流にして私も料理とか作るなら手伝う。一緒に作る」

「そうだね、多分ふたりとも患者さんに人気だし、簡単に休めないからウチラだけ午前上がりで御飯つくろっか」

そこに話しは落ち着いた。
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