小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました
診察室に入った。
「そこ座ってて、道具取ってくるから」

「ありがとうございます」
心のなかでは、こんなの絆創膏とかなんなら、血を拭いたら終わらせるな。私だったら。

「ちゃんと消毒するからね」

そんな心を見透かされたかのように松崎さんに言われた。

「はい」

いや、まて。今なんて言った?消毒?絶対痛いじゃん。

消毒する必要ありますかね?なんて一介の看護師が言えたもんじゃない。自分の職業を恨んだ。

「はい、やるよ。2回目だね。立花のこと消毒するの」

「全然うれしくないですね」

「こっちのセリフでもあるからね」
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