なんでそんなに?思ってくれるの?
「つかれたー!」
私は自分の家で叫んでいた。

ミーティング内容としては、仕事のやり方といつから始まるのかなどが具体的に説明された。

「おつかれ!いいの?私がいても?」
そう聞くのは南だ。今日は二人で泊まることになってる。

「逆。南がいてくれないと困る。私の愚痴とお酒に付き合ってもらわなきゃ」

「なるほど。って、葵お酒強いんだもん。先に潰れるの私じゃん」

「今日は疲れてるからペース早いから多分潰れると同じくらい」

「そんなにつかれたの?なんでまた」

「なれない人としゃべんのつかれる…ねぇ、あと松崎先生モテるよね?」

「まぁ、モテてるね。なに?看護師からの嫉妬?」

「 ハハハ…」
私は感情のこもってない笑いをした。

「え…、ほんとなの?大丈夫?」

そう、早速更衣室で悪口みたいなのを言われていた。

「大丈夫。まだ可愛い方。いざとなればやり返す」

「葵、怖い」
と南が苦笑いした。
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