双子の恋と幼馴染
「依夢、何泣いてんだよ」

「うるさいわね。涙が止まらないの、、」

どうしよう、パパ達に心配をかけてしまう。


「依夢、今はバイオリンのことは考えるな。日本に来たんだから、学校、友達、家族、自分の青春を取り戻しな。俺が言うのもなんなんだけどな。」

もともと口数の少ないパパが私に対して勇気をくへた。


「うん。ありがとう。私は幸せ者だね」

みんなが私向かってニコッとしてくれた。



自分のペースで
自分のやりたいことを見つけ、それでもダメだったら、また見つければいい。


簡単なこと。




夕食を終え


「依夢〜今日は家族で寝る??」

あーちゃんがそう言うと

「ぼく、いむちゃんのとなりがいいー!!」

「みんなで川の字的な?こんな歳になってもすると思わなかった」

「うん。そうしよう」


あーちゃんが布団を出して
リビングに並べた。


「あーちゃん。ありがとう」

「いえいえ〜」


帰ってきた夜の日は
みんなで川の字で手を繋ぎながら夢の中に入って行った。




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