総長たちによる彼女のためのハロウィン祭り


「キスして、明里」

「へ!? なんで今!?」

「今だからだよ」



ちょっと怒ったような蒼羽に、混乱する明里。

だけど、この人はいつも不意に「大胆」だったと思い出す。



「ちゅっ、のやつでいい?」

「ダメ。長くて深いやつ」

「……~っ、もう」



大胆モードの蒼羽に、明里はなすすべなく。

生吹から貰ったメールも忘れ、蒼羽の唇へと近づくのだった。


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