障害があっても愛して

過呼吸

気づいたころには遅く、過呼吸になっていた


苦しい、助けて、息が上手く吸えない


おかしいと思ったのか、男の人は私を投げ飛ばして逃げていった


「明日奈!落ち着いて!もう、大丈夫だから!」


渚は、私を落ち着かせようと背中をさすってくれていた


海人は、目の前が涙で滲んでよく見えないが、戸惑っているのがわかった
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