完全無欠な財閥御曹司の秘密は、私だけに××!
大河さんは驚きに震える私を抱き上げ、バスルームまで連れて行く。優しく隅々まで洗われ、いつの間にやら高そうなワンピースに着替えさせられていた。
嬉しそうな彼の顔を見ながら、昨夜の自分の判断は間違っていたのだろうか、と不安に思う。
そのとき、突然インターホンが鳴った。
入ってきたのは若い女性。パンツスーツで、どこかで見たことのある女性だった。
女性は大河さんに言う。
「大河さん、社長がお呼びですよ」
「あぁ、分かってる」
「あ! あなた、串本フーズの……⁉」
あの夜、マンションの下で見た串本フーズの令嬢だ!
驚いた私に、女性は首を横にふった。
「私は鳳月社長の第三秘書の綿貫といいます」
「ひ、秘書?」
嬉しそうな彼の顔を見ながら、昨夜の自分の判断は間違っていたのだろうか、と不安に思う。
そのとき、突然インターホンが鳴った。
入ってきたのは若い女性。パンツスーツで、どこかで見たことのある女性だった。
女性は大河さんに言う。
「大河さん、社長がお呼びですよ」
「あぁ、分かってる」
「あ! あなた、串本フーズの……⁉」
あの夜、マンションの下で見た串本フーズの令嬢だ!
驚いた私に、女性は首を横にふった。
「私は鳳月社長の第三秘書の綿貫といいます」
「ひ、秘書?」