グリーンリーフ~夏目若葉メモワール~
 第8回ベリーズカフェ短編小説コンテストのテーマは「財閥御曹司」。
 御曹司ヒーローはベリカの作家さんにとって十八番(おはこ)じゃないでしょうか(^^;)

 私の作品では『憧れのCEOは一途女子を愛でる』のヒーロー・朝陽(あさひ)以来の御曹司になるのかと思ったのですが、朝陽は「御曹司」というより自ら起業をした「社長」だったので当てはまらない?
 となると、『怜悧なCEOの恋情が溢れて~』のヒーロー・束縒(つかさ)以来になりますね💕

 今回はその前にね、「財閥」という文字が付いているわけですよ!
 編集部さんいわく、雰囲気で攻めてきてくださいということでしたから、なんとなく財閥っぽかったらいいのかな、と。

 だけどね、一応調べましたよ💦 財閥っていったいなんなのか?
 富豪の一族が経営する企業グループのこと。日本で有名なのは明治時代の三菱財閥・岩崎弥太郎氏ですね。

 で、今の日本には財閥は存在しないわけですが、戦前にはどういった財閥家が存在していたのか、どういう事業をしていたのか。
 調べていくうちに、飛行機を作っていた財閥が実在したとわかったんです。
 そこでなんとなくですが航空会社の御曹司にしたいなぁとストーリーが浮かんできました。

 この際とんでもなくエリートのヒーローにしようと決めます(^^;)
 ハーバード大学に通い、経営学修士と呼ばれるMBAを取得するためにアメリカで暮らしていた経歴を持つという…。

 できた作品が『異国の地で出会った財閥御曹司は再会後に溺愛で包囲する』です。
 こんなに長いタイトルにするつもりはなかったんですが、こうなっちゃいました💦

 ヒーローの琉輝(るき)は短期留学でアメリカにやってきたヒロインの翠々(すず)と出会って恋に落ちるのですが、MBAを無事に取得したあともなかなか日本に戻れなくて……
 翠々は無理やりお見合いをさせられてピンチに陥り、そこを琉輝に助けられます。
 空港という場所での再会がロマンチックだなぁと思って、こういうストーリーにしてみました。

 も、もうこれ以上の御曹司は書けないかも(^^;)
 顔も頭も家柄も良い! 私の中では最上級スペックヒーローです(笑)
 
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