静穏総長も、時には激しく愛したい
運命の出会い

私は今、一世一代のピンチに陥っている。



「なぁ、この女じゃね?」

「あぁ。合ってるな。ラッキーだぜ、俺たち」



髪の毛が赤色や金色。見ただけで「普通の人ではない」と言い切れる容姿をした人たち。

その人たちに、私は今――



追われています。



「待てこらぁああ!」

「こ、来ないで~っ!」



学校の帰り道。

いつもの帰り道に、見慣れないジュース屋さんを発見した私。新しいお店出来たんだ~と、のんきに扉を開けて、店に入った途端。


私は、見つかってしまった。

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