五月の呟き

幸せを求め旅立とう

僕たちはみな
笑う為に
生きているんだから




いつかは
見えなくなる
世界を
瞳に焼き付けた


この街も
僕の記憶と
化してしまうのか


僕は瞼の裏に
どれほどの景色を
残せるだろう?


傷ついた重い足
引きずって

涙に暮れた
顔をあげる




幸せを求め旅立とう

僕たちはみな
誰かに出会う為に
生きているんだから



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