五月の呟き
みち

車のない道の真ん中
ポツリと立ち
先を見据える

そんな寂しさ
心に感じさせていた



命の尽きるのを
待ってたんだ

まだ前に進めるって
わかっていながら




脚を動かせ

腕をふれ


その先へと

手をのばした
更に先へと
がむしゃらに進め




目を輝かせろ

心を満たせ


もっと先へと

満ちに満ちた
さらに先へと
ひたすら進め



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