野いちご学園 逆ハーアイドル寮
「この部屋、暗すぎ。ちょっと待ってろ!」
血管がブチっといきそうな顔で、全ての窓のカーテンを破れそうなほど勢いよく開けていった総長様は
私の後ろにしゃがみ込んでいる環くんのもとに戻ってくると
「逃げるのが得意な猫ヤロー、やっと捕まえた」
まぶしさに目を細める環くんの襟元を掴み、無理やり立ち上がらせた。
「珠須島環、オマエ放課後は、図書室か写真部で寝てるんじゃないのか? まさかの教室って。さっき来た時はいなかったのに、無駄足踏んだじゃねーか」
「俺を探し回ってくれたの? ご苦労様。広い学園を行ったり来たりする総長様、見たかったなー」
「オマエ、俺様の怒りを燃えたぎらせたいんだな。 フッ、いい度胸してやがる」
「やった。褒められた。どーも」
「最上級の嫌味だ!」
「気を使って、喜んだフリをしてあげたんだけど」
「はぁ?」