今日から私は何かに夢中!

眠りの国の妖精さん

 睡眠って不思議ですよねー。
 そっと心を癒してくれます。

 前の日につらい出来事があったとしても、朝起きたら不思議と、前向きな気持ちになってたりします。

 実はじふちゃん、寝るのが大好きなんですよ。

 どのくらい好きかというと。

 めっちゃ疲れたり嫌な事があった時に、まず一番先に「したい」と感じる欲求が「深く眠りたい」だったりするんです。

 いえいえ。
 死んじゃいたいわけじゃないです。
 眠ってしまいたいのです。

 カラオケで大声出すでもなく。

 暴飲暴食するでもなく。

 あてもなく走り続けるでもなく。

 寝たい。
 寝たい寝たいー!

 という感じです。

 眠った後の頭の中って、妙に『スッキリ』しませんか?

 その『スッキリ』が、創作をする上でも、現実の生活をする上でも、大きな影響を与えてくれている気がします。

 例えば夜、ベッドに入ってからボンヤリと、「あー、こういうお話を書きたいんだよなぁー!」と思いながら眠りにつくとします。

 すると真夜中か朝、目が覚めてから急に、そのお話が具体的な形になって浮かび上がることがあります。

 最近では慌てて、思いついた貴重な内容《創作ネタ》を、スマホのメモ機能を使って書き留めておくようにしています。

 真夜中に暗闇の中で書いた内容などは、文字変換が間違いだらけのまま書きなぐって寝ちゃうので、朝起きたら「ナニコレ?」ってなります(笑)。

 睡眠を取っている間に、私の雑然とした頭の中を、『眠りの国の妖精さん』が整理してくれているって事なのでしょうか。

 私だけですかね?
 こういう感覚って。

 私が朝に創作(執筆)したくなるのは、一番脳内がスッキリしている時が、最高のパフォーマンスができそうだと思うからなんです。

 実体験に基づく話をしますと、私は過去に睡眠薬を飲んでいた時期があります。

 色んな悩みや現実問題が重なって、眠れなくなっていました。

 その時は、「どうしても眠らなければ、体力が持たなくて普通の生活が送れない」と感じていたんです。

 なにせ『眠り』が好きな人間でしたから、「どうしても寝なくちゃ!」という考えに囚われすぎていたんですよね。

「寝なきゃ!寝なきゃ!」って考え過ぎちゃうのって、真面目な人だけなのだそうです。

 だとすると当時のじふちゃんは、とっても真面目な人だったというわけですな(笑)!

 で、睡眠薬の話に戻りますね。

 診療内科に行ったわけではありませんでした。

 風邪をひいた時に、ついでのような感じで「先生、眠れませんー」と相談したら、内科の先生が処方して下さいました。

 私は過去に『睡眠導入剤』にあたる薬を2種類くらい服用してみたのですが、どちらも眠る直前に飲むもので、ベッドに入った瞬間『コテン!』と眠れちゃいました。

 わー!
 こりゃいいや!

 使ってみると最初はたいそう「睡眠薬って便利だ!『コテン』と眠れて面白いなぁー!」くらいに思いました。

 体調も元に戻ったし。その時は随分と、睡眠薬に助けてもらった気がします。

 でもね。

 眠れるだけなんです。
 
 体力維持にはもってこいなんですけど。

 ある日、気づいちゃいました。

 頭が全然、スッキリしません。
 睡眠薬飲んで寝ちゃうと。

 朝起きても、なぜか変な『イライラ』が、頭に残り続けています。

 前の日の夜に感じた『イライラ』状態のままで、朝を迎えてしまったような感じ。

 それってもしかして。

 睡眠薬を飲んじゃうと、『眠りの国の妖精さん』は私が眠っている間、うまく動けない状態になっちゃうからなのかな……?

 って思っちゃいました。

 だから朝起きても、頭の中が雑然としたまま。

 セロトニン感覚ゼロ。

 日中もなぜか急に、なんでも無いことで怒ったり、キレちゃいそうになった事がありました。

 どうしたんだ、私?!
 脳内が疲れ切ってる?!

 そんな経験は初めてだったので、それまで頼っていた睡眠薬をやめてみました。

 体調とのバランスを取りながら、徐々に段階を踏んで睡眠薬断ちをしたんです。

 別に寝なくたっていい。

 ずっと起きていたら夜になる。

 眠くなったら寝る。

 起きていたければ起きてる。

 そんな感じにしてみました。

 すると。

 朝起きたら再び、頭の中がスッキリするようになりました。

 さらに驚いたことに。

 書きたい小説の内容や、楽しいことや、ワクワクすることなどが、脳内に沸き上がってくるようになりました。

 いえいえ。決して断定的に、睡眠薬の悪口を言いたいわけではありません。

 自分がそうだったので、ちょっとお伝えしたくなっただけです。

 『眠りの国の妖精さん』へ。

 あなたは私の頭の中にある、『創作の源』に住んでいるのですね。

 頭の中を丁寧に片づけてくれて、私が新しいものに夢中になれるように、いつも頑張ってくれていたんですね。

 きっとそうですよね。
 多分絶対そうですよ。

 夢の中で会えなくたっていい。
 ここでお礼を言っちゃいます。

 『スッキリ』させてくれて感謝!
 本当に、どうもありがとう!!

 あなたの頑張りに応えるためにも、私は楽しい何かをどんどん生み出してみせますよー!

 
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