心〜希望をくれた君〜
朝、着替えて家を出て学校へ向かう。

すると、今日はうるさくない廊下。

え、昨日だけなの⁇

そのまま教室へ向かおうとすると、誰かにぶつかってしまった。

「わっ!すみません。」

男が謝ってきた。

「いえ。私もすみませんでした。」

そう言って通りすぎようとすると、腕を掴まれる。

「なに⁇」

「唯花さん、ですよね⁇」

え、キモっ。なんで知ってんの。

しかもそのまま連れていかれそうになる。

「ちょっ、離して!」

慌てて走って逃げる。

と、また誰かにぶつかってしまった。

「唯花さん⁇」

また腕を掴まれる。また逃げる。

するといろんな人に追いかけられて、どんどん追い詰められていく。

あぁ、これは…屋上にリードされてるな。

じゃあ、自分から屋上に行ってやるか。
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