悪戯心と悪い男
第四章:リハビリ
「おーすっ、仲山仕事してるかー?」
ディスクに座り、黙々とパソコンの画面を見続けている私の頬に冷たいお茶が触れる。
「つめたっ!ビックリした…」
頬に当てられているお茶に手を伸ばしながら振り向くと、爽やかな笑顔を浮かべている山崎先輩の姿があった。
「これ、俺が頼んだ資料なんだけど
もう終わりそう?」
「あ、はい!もう終わります。
チェックしてもらったら
データ送ります」
「さすが仲山、仕事早いじゃーん」
そう言いながら、作成中の私の
PCで背後から操作しながら資料を見ているけど
近い、近いですよ山崎先輩…
微動だにできないんですが…
息とめてるんですが…
どうしよう、汗臭くないよね?
「よしよし完璧完璧!
んじゃ、よろしくー」
「あ、はい!
お茶ありがとうございます」
くるんと椅子を回転させ
山崎先輩の方を向き軽くお辞儀をし顔を上げると
「あ、仲山
明日弁当よろしくな」
振り向きざまにそんな事を言われ
「え、あ、はい!大丈夫です!」
「んじゃなー」
冗談とかじゃなかったんだ…
ディスクに座り、黙々とパソコンの画面を見続けている私の頬に冷たいお茶が触れる。
「つめたっ!ビックリした…」
頬に当てられているお茶に手を伸ばしながら振り向くと、爽やかな笑顔を浮かべている山崎先輩の姿があった。
「これ、俺が頼んだ資料なんだけど
もう終わりそう?」
「あ、はい!もう終わります。
チェックしてもらったら
データ送ります」
「さすが仲山、仕事早いじゃーん」
そう言いながら、作成中の私の
PCで背後から操作しながら資料を見ているけど
近い、近いですよ山崎先輩…
微動だにできないんですが…
息とめてるんですが…
どうしよう、汗臭くないよね?
「よしよし完璧完璧!
んじゃ、よろしくー」
「あ、はい!
お茶ありがとうございます」
くるんと椅子を回転させ
山崎先輩の方を向き軽くお辞儀をし顔を上げると
「あ、仲山
明日弁当よろしくな」
振り向きざまにそんな事を言われ
「え、あ、はい!大丈夫です!」
「んじゃなー」
冗談とかじゃなかったんだ…