恋、花ひらく
「先生…どうしよう?」
先生は僕をそっと
守るように
抱きしめて言った。
「大丈夫、任せといて。
トモは上がりなさい。
説明するから。」
トモは納得行かない
という表情のまま、
しぶしぶ
中に入って来た。
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