恋、花ひらく
「教師と生徒だと
苦労も多いでしょう?」
伯父さんは
菜々に話しかけた。
「ええ…まぁ。
でも私はユキトを
信じてますし、
ユキトも私を
信じてくれて
いますから。
幸い、バレた事も
ありませんし。」
「そうですか。
…私としては早く
一緒に暮らしたい
のですが、
ユキトの考えを
しばらくは
尊重しましょう。」
僕は何だか
ムカムカしていた。
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