本当の復讐
私がモデルに!?
意外と几帳面な私は、終業式前にはもう、年賀状は書き終えていた。
これまで毎年欠かさず書いてきた、美亜や高橋くんには書いていない。
新年を迎え、誰から年賀状が届いているか楽しみにしていたら、送った相手からは同じく元旦には届いており、マルクからも届いていた。
勿論、美亜と高橋くんからは届いていなかったものの、特に何とも思っていない自分を感じる。
そして、1月4日に、私のケータイがけたたましく鳴った。
マルクからである。
「もしもし、マルク?あけましておめでとう」
「おめでとう!それより、今すぐに会えない?」
唐突に言われ、戸惑っていると、
「実は、もう史奈の家の前に来てるんだ」
「えぇ!?」
これまで毎年欠かさず書いてきた、美亜や高橋くんには書いていない。
新年を迎え、誰から年賀状が届いているか楽しみにしていたら、送った相手からは同じく元旦には届いており、マルクからも届いていた。
勿論、美亜と高橋くんからは届いていなかったものの、特に何とも思っていない自分を感じる。
そして、1月4日に、私のケータイがけたたましく鳴った。
マルクからである。
「もしもし、マルク?あけましておめでとう」
「おめでとう!それより、今すぐに会えない?」
唐突に言われ、戸惑っていると、
「実は、もう史奈の家の前に来てるんだ」
「えぇ!?」