本当の復讐

復讐の真実

今日の放課後は、いつもの４人で、マルク宅で宿題をしようということになっている。

いのさんが、学校では言えないことを、私とマルクに話したいと言うので、折角だから４人でマルク宅に集まることに。

「ねぇ、美亜が何か企んでるみたいなんだけど、大丈夫？」

そう言われ、何のことかと思う。

「企んでるって？」

「いや…なんかね、史奈が友達に対して絶対にしない言動を、美亜が私に散々愚痴ってきたんだけど…そんなの信じられるわけないじゃん。なんであんなこと言ってきたのかなぁ？なんか美亜が怪しく思えて」

「あー、それなら気にすることないよ」

マルクが軽く笑い飛ばした。

「僕にも、あり得ない大嘘をたくさん言ってきたからね」

私は、なんだかゾッとして、