捨てられ秘書だったのに、御曹司の妻になるなんて この契約婚は溺愛の合図でした

嫌ではないけれど、恥ずかしさはなくならない。咄嗟に隠そうとしたが、両手首を亮介に掴まれてしまった。

「……細いな」
「す、すみません。あまり女性らしい身体つきではなくて……」

申し訳なさで身を捩ると、亮介が首を横に振る。

「悪い、言葉が足りなかった。そういう意味じゃない。強く抱いたら壊してしまいそうだと思っただけだ。それに、十分女性らしくてそそられる」

亮介の指が背中のホックを外し、直接胸に触れる。

「男はこんなにもなめらかではなしい、柔らかくもない」

ささやかな膨らみを揉みしだきながら先端を弄られると、またあの甘ったるい声が口から漏れ出てしまう。

「あぁ……っん」
「その声、もっと聞きたい」

身を捩りながら感じ入る凛に、亮介はさらに快感を与えてくる。

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