君の一番になりたい 〜空に羽ばたく宝石〜
「すてっぷ」



い、いざ学校へ…………、




よかった………今日お母さん達出張で……






まぁ、いつかは言わなきゃいけないんだけど…




今日わたしは麻耶さんに教えてもらった通りに髪の毛を整えて学校に行く。





髪の毛だけで結構印象は変わるみたい。


傷んだ髪の毛や、多かった毛量も、全て麻耶さんが対処してくれたから、見た目は結構変わった。



メイクは中学生のうちは、お金がかかるからしないことにした。



お母さんとかに、夢中になりすぎてて駄目になってるって思われたくないもん。




「………、よし。」




わたしは玄関のドアを開けて、歩き始めた。






☆☆☆





ううっ…………、




なんかジロジロ見られてら気がするんだけど、………自意識過剰かなぁ……っ?





「ねぇ………あの子なんで地味子の席に座ってるの?」





「かわいいのにねー……」





「俺ちょっと声掛けてくる〜」






ううっ………ちょっと怖い。。。




やっぱ私はダメなん……







「萩野.」





「あ………えと、多摩くん……おはよう。」





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