君の一番になりたい 〜空に羽ばたく宝石〜
「うっ…………と、とりあえず!」





「職員室いこーね!」




「……うん!」「………?りり明るくなった?」





「えへへ、千絵のおかげっ!」



「………っ、ぐ」



「わぁ、私も今のはキたわ。」




「?よしいこう!」




「「うん……」」






友達……、何度も諦めた欲しかった存在。





ありがとう那月くん。





あと今気づいたんだけど、多分声をかけられてから私は恋に落ちたんじゃなくて、






憧れてみてたあの日から、もう多分好きだったんだと思うの。





声をかけてくれたのが、気づくきっかけってことなんだと思う。






感謝してもしきれないくらい私に勇気を与えてくれる。






そんな君のことが私は好きです。







だからどうかそばにいさせて。






わかってる。





今のままじゃきっとダメだって。






だからまってて。









那月くんが言ってくれたよね、原石だって






だから私もっとがんばる。それで………




輝いて君に伝えるよ。






大好きだって。




今はまだ勇気がないけれど。





すてっぷ



fin




< 24 / 60 >

この作品をシェア

pagetop