断罪された公爵令嬢は自分が聖女だと気づき、甘い溺愛の中でもう一度人生をやり直す
デートの誘い
数日後。

私は空のカップの前で、目を瞑《つぶ》り両手を組んでいた。


「この空のカップを紅茶で満たして下さい・・・・!」


そぉーっと目を開ける。

しかし、目の前にはカップは【空のまま】だった。


「私、本当に聖女なのかしら・・・・?」


女神の言葉が頭をよぎる。


「叶えられることには条件があるわ。それは、【-----------------------】。最高に最強で面白い条件でしょう?」


まだ分からないことが多すぎる。
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